吉田投手(3年)が登板したのゎ、優勝候補の東北に4点をリードされた3回からだった。
2年生エースが早々に降板。
最後の夏ゎ、2番手のマウンドとなった。
サードを守る阿部選手(3年)ゎ、レギュラーを目指して一緒に戦ってきた仲間。
サードから、いつも吉田投手を見守っていた。
「(阿部が)声をかけてくれて、すごく投げやすかった」
5回まで東北打線を0に抑えていた吉田投手だが、6回に掴まった。
次々と生還するランナーが、サードの阿部選手の脇を駆け抜けて行く…
「武志(吉田)の表情が堅くて、その表情を変えてあげられなかったのが一番悔しい」
2人の最後の夏が終わった。
「(阿部が)いつも背中を押してくれる声がけをしてくれたので…。今までありがとう」
記念写真の前で、2人の笑顔が重なった。
(おしまい)
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夏の全国高校野球3回戦 宮城大会
3回戦〜仙台市民球場〜
東北8-1東北学院榴ヶ岡
(7回コールド)
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