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クセがすごいんじゃ
2018/07/23 21:41

フランスにて

「パンがなければ ケーキを食べればいいじゃない」 byマリーアントワネット

「野芝が合わなければ 洋芝で走ればいいじゃない」 byジェニアル&武豊




ということで、日本を飛び出し果敢に挑戦した昨夜の「仏G3 メシドール賞」

前例のないチャレンジは まさかの優勝という最高に痺れる結果となった。

ブラボー!!!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆



新しいことに挑戦する時には 少なからず抵抗勢力がつきものだ。


言わずと知れたジェニアルは日本では500万クラスの馬。

オーナーは日本でもまだ重賞勝ちのないキーファーズ。

フランスの重賞に挑戦することに、出発前は冷ややかな意見も決して少なくはなかった。


それでもオーナーは英断し、陣営・騎手・馬が一丸となって勝ち取った栄光はなんと輝かしいものであろうか。


このオーナー、とにかく「クセがすごい」(笑)

「私の夢は 武豊さんと凱旋門賞を勝つことです」と公言し、毎年何億という巨額を投資して良血馬を競り落とす。

そのやり口に「金に糸目をつけない」「成金」「全然結果が出ない」と陰口を叩かれても、それでも「豊さんと凱旋門」は一貫して変わらなかった。

今回の挑戦で、未来の夢に大きく一歩近づいたことは言うまでもないし、その姿勢は・・・実に「クセがすごい」ではないか(#^.^#)



考えてみれば 豊さんの周りにはそんな個人馬主さんがいっぱいだ。


メイショウさんの松本オーナー(人情優先主義)

「馬は人と人を繋ぐもの。高い馬は買わない。信頼できる牧場や調教師さんから頼まれた馬を買い、騎手もレース選択も陣営に全て任せる。但し困っている騎手や若手には 自らなるべくチャンスを与える」

豊さんが絶不調時代を支え続けてくれた。



北島三郎オーナー(馬優先主義)

「馬は息子だ。倅が元気に走ってくれればそれが一番。」
キタサンの凱旋門挑戦を 「アイツが『オヤジ、疲れた。オレは行きたくない』って言ってるような気がしてならないんだー」と宝塚敗戦後に撤回してしまった。



キーファーズ 松島オーナー(武豊優先主義)

前述のオーナー。




言わずもがな どの馬主さんも「クセがすごい」(≧∇≦)


この言葉は悪い意味でも使われるが、良い意味でも使われる。

全員に共通しているのが圧倒的な成功者であることから、良い意味で「強烈な個性」「ブレがない」「こだわりが強い」「頑固」と表現すればいいだろうか?

どこかの「取り敢えずビール 取り敢えず外人」の組織とは大違い(苦笑)




そしてそんな「クセがすごい」オーナー達に好かれるのが、同じく「クセがすごい」豊さんなのだと思う。


紆余曲折あって 騎乗馬が減っても信念を貫き通す。

たった一鞍のためにでも、依頼があれば喜んで海外へ飛び出して行ってしまう。

ちょっと不調だと すぐ「引退」と噂されながら、こうしてシレッと海外で重賞勝ちを挙げ、オジュウチョウサンを平地で勝たせてしまう。



「可愛い」が正義なら「クセがすごい」はカッコイイ!!



私はどうやら曲者に弱い(笑)


ジェニアル そしてムッシュ・ユタカ

 Felicitation!

*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*










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