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「腕を振れ」
2018/07/17 15:00

キャッチャー伊藤光をじっくり観たのは
昨日が初めてだったので、1試合だけで、
良いの悪いのは分からないが、第一印象
としては、ピッチャーが投げやすそう。
とても「間」を大事にする捕手なのでは
ないだろうか。サインを出してから、
ミットを構えるまでのタイミングが色々。
これは投手のリズムに合わせているのか、
バッターに対してなのか。おそらく、
場面に応じた無言の合図に感じた。
「さぁ来い!」その合図に気合いを入れる
投手。そんな間合いに感じた。投手心理を
大切にする捕手なのではないだろうか。
だから投手の投げたい球がサインされる。
時間が経てば、そんな捕手なのかと思う。
だからの第一印象は
「ピッチャーが投げやすそう」だ。
リード面では、3回りの攻めが事前に構成
されておりストーリーを感じた。
1回り目はストレート系で勝負。
2回り目は勝負球に変化球。
3回り目は変化球から入って、
ストレート系でカウントを整え、
変化球勝負。ザックリそう見えた。
1回り目の大胆さはビックリした。
バレンティン選手に対し、インコースの
ストレート系で入って、後は外一辺倒と
見せかけて、最後にもう一度イン。
ストレート系の球勝負が目立って、
投手は気持ちよく立ち上がった。
その反面、変化球で追い込んでからの、
ストレート勝負は失敗すると、捕手は
批判の矢面に立つ。これが監督によっては
好みに合わないかもしれない。
ラミレス監督は好きそうだな。配球に正解
はないので、結果と監督の好みによって、
リードの良し悪しの評価は変わってくる。
以前に、嶺井、高城、戸柱の順で強気と
書いたが、第一印象は高城と戸柱の間の
高城寄りかな。もちろんまだ分からない。
好みで言えば、僕の一番好きなとこ。
9回無死満塁のプレーで最高難度は、
ホームを踏んで審判コールの有無を確認
してからの送球だが、宮崎の動きにムダ
があったので、多分それからの併殺は
難しいだろう。だから一番安全で、もし
宮崎が三塁を踏んでいれば、併殺出来る
挟殺を選択した。踏んで無くても一死は
絶対に取れ、生還を許さないプレーだ。
踏んでないと、曖昧なまま1塁に転送する
のが一番危険。踏んでない事が確信出来
ていなかったのは確かだ。
そうでなければ挟殺に行くはずがない。
宮崎が三塁を踏んだと思ったか、
どちらか分からなかったか。どちらにせよ
アレが一番適したプレーだったろう。
満塁で、一ゴロや三ゴロをベース近くで
踏んでからか、直ぐに送球かは、結構に
あるケースだ。まだそこまで詰めては
いかなったのだろう。それは仕方ない。
三塁にランナーがいて、一塁ランナーが
走った時の対応も同じく時間が解決する。
今日は濵口遥大をリードするのかな。
それとも今日は他の捕手かな。
誰であっても捕手は高城俊人と同じ事を
言うだろう。濵口には今日の登板にあたり
色々な想いがあると思うが、捕手の言葉を
高城の言葉と思って投げ込んで欲しい。
とにかく「腕を振れ!」

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