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フラワー
  北海道
日本ハム指名考察
2017/10/26 20:31


内容/90点
戦略/50点

自分の指名予想が振るわなかったからではないが、ドラフトという一つのボードゲームとしては大失敗とまではいかないものの、事前のシュミレーションを含めた戦略に疑問符を投げなければならない指名内容だ。

まず一位。清宮の抽選に勝利したことで、2巡目は補強が急務であり、かつ候補の少ない即戦力投手という流れが敷かれた。そこで2位にセットアッパー候補の西村天裕を指名したのは非常に良かった。ファイターズは長身のフォークボーラーを好む傾向があるうえ、近年高校生投手を2,3位に指名したことはなく、3位にスライダーピッチャーの田中瑛斗を持ってきたことは想定外だが、評価していたのならいい投手なのでそれでいい。
問題は4位以下である。
まず、高校時代投手とだった難波の内野手指名。平沼の前例もあって投手の内野手指名に味をしめたのかもしれないが、守備力のある内野手が不足する中で、内野手経験の乏しい選手を指名している場合ではない。難波の指名後は、西巻、田中俊、伊藤ら、守れる内野手が続々と指名されていった。
5位の北浦。昨年は即戦力・将来性ともに左腕が豊作であったため、高卒左腕3枚という指名ができたが、今年は違う。全国レベルで結果を残した田浦、櫻井は別としても、育成システム実験中の高校生よりも、即戦力左腕を確保する方が先ではないか。来季2年目の堀が酷使されそうなほど左腕不足に喘いでおり、即戦力左腕の補強は急務。道産子の山本がロッテ3位で消えている中で、7位に宮台がもし残らなかったら、いったいどうするつもりだったのか。

この指名を考慮して今後の動きを予想するならば、二軍の内野枠を空けるために、大累か森本は戦力外となる可能性が高い。高校生を指名するということは同時に、手塩にかけて出番を与えてきた若手を見切るということである。そして宮西は死にものぐるいで引き止めなければならない。残留交渉の席で間違ってでも絶対に失言は許されない。
投手補強をしたように見えても、2位西村以外は素材型。田中豊樹や石川直也ら、今季出番を得た若手投手たちの上積みに期待を寄せる選択を球団はしたようだ。

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