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【Fontana di Trevi】ローマカトリックの聖地を見学してきた日記♪
2017/10/18 11:00

和名:【トレヴィの泉】
初代皇帝アウグストゥスが築いた古代ローマ時代の水道「アクアヴィルジネ」を
もとに、1453年、教皇ニコラウス5世の命で再建。
現在のダイナミックな姿になったのは18世紀にニコラ・サルヴィにデザインされてから。
トレヴィは「三叉路」の意味で、この泉の前から3本の道が延びていることがその名の由来。

[言い伝え]
後ろ向きにコインを泉へ投げ入れると願いが叶うという言い伝え。
投げるコインの枚数によって願いが異なるとされる。

≪1枚≫再びローマに来ることができる。
≪2枚≫大切な人と永遠に一緒にいることができる。
≪3枚≫恋人や夫・妻と別れることができる。

3枚の願いはキリスト教が離婚を禁止していたという歴史の名残り。
このコインは半分がカトリック系チャリティ団体に寄付される。

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〜All roads read to Rome〜

元々、この格言もローマ帝国の全盛期には

世界各地からの道が首都ローマに通じていたことから、

物事が中心に向かって集中する例え。

それ位、世界最高水準の科学技術があったと推測される。


個人的に驚いたのは、やっぱり『水道』の技術。

皇帝アウグストゥス時代のB.C19年には

有名な“ヴィルゴ水道”完成の記録が残っているのだとか。


子供の頃、学校で習った

古代の4大文明は全てが川沿いだった記憶。


エジプトはナイル、中国は黄河や長江。

中東ではティグリス、ユーフラテス。

インドではインダス川やガンジス川を中心にetc


その理由の一つは、間違いなく、

人類発展に、、、と言うよりも単純に

生きていく上で『水源の確保』が必要不可欠だから。


文明の発展前は、川沿いに家を作り、

集落をつくり、街をつくって

水源を確保しなくてはならなかったけど

川の氾濫で相当な苦労があっただろうって聞いた。


それが、今から2100年も前には既に、

現代でも通用する程の水道技術がローマでは完成。

必ずしも水辺でなくとも、文明を築く事が出来る。

これが、ローマ帝国急発展の理由の一つなのかと。


ローマ帝国滅亡後には

ヴィルゴ水道は使われなくなったのだけれど

8世紀に修理を行い、1453年には完全に修復される。

どちらも、時のローマ教皇の指示によって。


新たにアックア・ヴェルジネと名付けられ

その終端施設として(※場所は変更され)

今回の『トレヴィの泉』があるのだとか。


あれ?ローマカトリックってペテロが初代教皇。

ペテロはローマ帝国で処刑されたって言い伝えがあるけど

なんで、ローマを保護するような事をするんだろう??

子供の頃、牧師さんに質問したことがある。


まぁ、、、決まって

「じゃぁ、一緒に祈って神様とイエス様に聞いてみようか。」

ってなるけど(笑)


今思うと、私も質問魔だから

面倒な子供だったと思う。

いつも良く向きあってくれたなーってホントに感謝です♪


それで、次の子供礼拝の時に、

なんとなぁくだけど

答えを教えてもらった気がしてる。


イエスさまは

「右の頬を殴られたら左の頬も差し出しなさい」

っておっしゃった。


また、イエスさまの教えは

異国人を拒まず、異教徒たちを愛してあげなさいとも。


つまり、神様はすべての存在を愛していて

決して相手の不幸や滅亡なんてこれっぽっちも願ってない。

クリスチャンだけが救われるなんて教えはもちろん無い。

傲慢な選民意識はむしろ、神様は悲しいと思う。


神様はすべての創造物の『親』だから。

出来が良い悪いでもなく、

例え、自分を殺めようとした存在でさえも愛してくれている。

って確信した。


無限の愛。無償の愛。

これが分かりやすい本当の親の愛なんだよね(*^^*)

もちろん、ローマ帝国だって愛してた。

滅亡も悲しかったに決まってる。


初代教皇ペテロを処刑したローマ帝国が築いた水道技術。

その象徴のトレヴィの泉は

ローマカトリックによって再建され、

今では『聖地』になっている。


ずっと疑問だったけど、、、

イエス様の教えを考えると、解釈の仕方によっては

カトリック教徒に相応しい『聖地』なのなぁって

自分なりに思った。


トレヴィの泉は、沢山の人でにぎわってた。

あー、『3枚投げると・・・』がある所に人類のエゴを感じるww


個人的には「聖地」と言うより

“ルネッサンス美術”ってイメージかな。


これからもトレヴィの泉が

沢山の人の憩いの場であり続けますように。

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