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紙魚の王
  千葉
生き物の名前の話4
2014/11/02 15:04

日本の秋の代名詞とも言える紅葉。赤く色付くモミジの他に、黄色になる黄葉。その代表がイチョウ。

イチョウは普通に漢字変換すると【銀杏】。この他に【公孫樹】【鴨脚】などもある。

【銀杏】はギンナンを指している。つまり本来は実である。
【公孫樹】は実を付け始めるまでの成長が極めて遅い事を意味している。つまり公が植えて孫の代で収穫出来るわけである。
【鴨脚】は想像出来ると思うが、葉の形状から。鴨の足の意味。


さて、和英辞典を引くと、イチョウは
ginkgo/gingko
と載っている。
こちらは、日本に於ける【銀杏】の音読み[ギンキョウ]に由来する。
ginkyoとしなければならないところを、(y)を(g)と誤植し、間違いがそのまま定着してしまった情けない例である。
※原形をginkjoとする説もある。念のため。
「ごきかぶり」の誤植(脱字)のせいで「ごきぶり」になってしまった日本語もあるので他人を笑う事は出来ないのだが。


日本語の「イチョウ」の語源はというと、【鴨脚】の「ヤーチャウ」が訛ったものとする説が有力。【銀杏】の唐音「インキャウ」が訛ったものとする説があったが、国語学者は否定的。

誤植が生み出す名前。調べればまだ出てくるかもしれない…。

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