ばった。
昔、団体旅行で北海道に行った。藻岩山という場所で人生初のスキーを体験した。(道民には解るかな?)
スキーの才能ゼロは自覚した。借りたウェア・スキー板、両方「緑色」。俺のアダ名は次の日に「ばった」になった。倒れるから「バッタ」だとさ。
悲しい過去はさておき。
バッタの大発生は古くは『旧約聖書』にも登場する。そしてパール・バック『大地』。ノーベル文学賞を受賞した名作(1931〜1935)であるが、 ここにも。そしてハードボイルド&バイオレンスの西村寿行の作品『蒼茫の大地、滅ぶ』では主役がバッタの大発生!
SF作家・筒井康隆のエッセイ『私説博物誌』では、「イナゴ」の項目で大発生を取り上げ、戦前の映画である『大地』に言及している。植物は全て食われてしまう、と。
小さなバッタも群れると恐ろしい。漫画『バガボンド』でも田んぼが壊滅する様子が描かれている。
農業はおろか、生態系をも壊滅させる力はこの小さな姿からは想像出来ない。
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