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この時期になると思い出す1頭の馬
2013/06/09 20:35

オースミダイナー号 1988年産

 父)ギャロップダイナ
 母)タケノパール
 静内 武内牧場の生産馬
 主な産駒 クラダイナー 

今でこそ、JRAでもトウカイトリック、少し前ならミスタートウジンなど高齢になっても活躍する馬がいますが、
この馬は、そのさきがけといってもいいかもしれません。

中央所属時は6戦5勝(内、武豊騎乗で4勝)、道営でも15勝を上げた名馬です。

ホッカイドウ競馬所属時の脚質は逃げです。
勝利パターンは、スピードの違いでハナにたち、そのまま押し切ってしまうというものでした。
また、若い時は脚元が弱く、順調にレースを使えなかったようです。

功績
・交流重賞最高齢優勝馬 12歳(しかも、4回目の挑戦での勝利)
・同一重賞4連覇(97〜00年 瑞穂賞)など
  
・ライバルはヤマノセイコー
ヤマノセイコーは南関東からの転入馬で、96〜98年頃のホッカイドウ競馬のトップホースでした。
中距離レースはダイナーと互角、長距離レースではヤマノセイコーに分がありました。
ちなみにヤマノセイコーは、短距離レースあまり出走しなかったです。

・10歳時のブリーダーズゴールドカップ3着。
このレースでは逃げに逃げ、勝ち馬のデュークグランプリには突き放されますが、ゴール前までで踏ん張り、
もう少しで2着というところでしたが、最後はエムアイブランに差されてしまいました。
自分が見たダイナーのレースの中では、馬券的にも熱かったせいか、最も思い入れのあるレースです。
ちなみに、BGCは上位を中央馬が独占するのが当たり前で、ホッカイドウ競馬所属で馬券に絡んだ馬は
ササノコバンなど数頭しかいません。

・ホッカイドウ競馬の定年制を撤廃
また、この年、定年により引退を余儀なくされますが、引退を惜しんだ若松調教師は最後の花道にと、
JRAのレースに出走させるという、粋な計らいをしてくれます。平安Sへの出走でした。
平安Sでは残念ながら見せ場もなく馬群に沈みますが、ダイナーの活躍が認められてか、
ホッカイドウ競馬の定年制撤廃へとつながり、次シーズン以降もホッカイドウ競馬所属として大活躍します。

・13歳でスプリント重賞を制覇
9〜10歳時は中距離路線で活躍してましたが、その後は活躍する場が短距離へとシフトしていきました。
しかも年齢が2桁になってから、年を追うごとにスプリント能力を増していくという、
アンチエイジング力?を発揮します。
北海道スプリントCを制した翌年には、1000Mのエトワール賞(ホッカイドウ競馬の重賞)に勝利します。

・産駒は1頭
2001年、13歳のシーズンを持って引退して種牡馬入りします。
競走馬となった産駒は1頭のみでしたが、地方で9勝を上げました。
オースミダイナーは種牡馬引退後、功労馬として安らかに暮らしていたようですが、
残念ながら2010年に亡くなりました。


ホッカイドウ競馬所属馬で交流重賞で活躍する馬は、2歳馬では多いものの、古馬はめっきり聞かなくなりました。
もうそろそろ、オースミダイナーのような馬が出現しないかな? 

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