昨日ノーザンファーム天栄でフェイムゲームの引退式がありました。

有馬記念の日に中山競馬場で行う引退式のような規模ではありませんでしたが、
彼のことをこよなく愛する会員たちが集まり、温かく愛にあふれる引退式となりました。
この素敵な企画を催してくださったスタッフのみなさんには心から感謝しています。
何といっても、まさか彼の背中に跨れるとは夢のようなひとときでした。(実は一度
振り落とされたのですが・・・)

この引退式が終わり、私の中のフェイムゲームにやっとひとつの区切りをつけることが
できました。

フェイムと歩んだこの６年間、全29戦のうち、コーフィールドＣ以外のすべてのレースを
生観戦しました。
悔しいこともたくさんあったけれどそれに勝るたくさんの感動と元気をもらいました。
あっ、ちなみに一番悔しかったのは、絶好調だった４歳時の有馬記念にまさかの補欠で
出走できなかったことかな。

やんちゃ坊主だった彼は時を経て同士となり、そして最近では心の師となっていました。
彼抜きでの競馬は私にとって考えられないものになりました。

いつかは引退の日が来ることはわかっていたけど、いざ現実となるとひとつの時代が終わった！という気持ちで寂しさがつのります。
私が彼の引退を知ったのは、net競馬の掲示板でした。その後続々と寄せられる温かい
コメントは涙なしで読むことはできませんでした。
地味なバイプレイヤーだった彼をこんな多くの方が応援してくれていた・・・本当に嬉しかったです。

昨日のフェイムはとても穏やかな顔をしていました。
すべてをやりきって、競走生活に悔いはなかったと思います。
今は、彼が最も愛した天栄でのんびり暮らしていますが、今後は新しい繋養先に移動することもあるそうです。
どこにいても末永く元気に！！
それだけを心から祈っています。


ありがとうフェイムゲーム、マイオンリーワン！！