前半の集計により、改めて現実を突き付けられた訳ですが、本家の2クラブが1軍で、その他の傘下のクラブが2軍的な立場である以上、経営者としては1軍より2軍の馬が活躍してもらっては困るのは理解できます。
それはそうなのですが、そもそも、募集馬が各クラブに振り分けられるのは当歳とか1歳の幼駒の時であり、その時点で能力の器(=将来の成績)を見抜いて、意図的に振り分けることが可能なのかと考えたりもしました。
でも、恐らくそれが可能なのでしょう。特にノーザンFでは。
一口馬主DBというサイトで、各クラブの詳細なデータを見ることができますが、その中に募集価格帯別の成績をまとめた一覧表があります。
クラブによってはバラツキが大きい中、ノーザンF産がメインのクラブ、特にキャロットは、驚くほどきれいに、価格が高くなるにつれ好成績を上げているという結果が出ています。
高額馬は回収率を上げるのに苦労するイメージがありますが、その高額馬が断トツで回収率も高いという結果です。
もちろん、各価格帯を平均化してのデータなので、安くても走る馬、高くても走らない馬は当然いますが、相対的に見てそれらは例外ということになります。
つまり、値付けをしているのが牧場だとすれば、その時点で『見分ける』ことができ、意図的に『振り分ける』ことも可能ということになります。
人が行うことなので想定外の事も起こるでしょうが、確率的には、クラシックを獲れるような素質馬は本家に回るということだと思います。
それらを踏まえた上で、一筋の光の話をします。
牡馬クラシックで、1頭だけ本家所属でない馬がいます。
キャロットのエピファネイアですが、なぜこの馬が2軍のキャロットに回って来たのでしょうか?
答えは、母がシーザリオという、キャロットで活躍した馬だからです。
何を当たり前の事を!と怒られそうですが、これが意図的に『振り分ける』ことができない、単純にして複雑な理由だと思います。
一口馬主の醍醐味の一つに、以前出資していた母馬の仔を持つというロマンがあります。
全てという訳では無いと思いますが、活躍した母馬の仔を同じクラブでと考えるのは、顧客サービスの観点からも自然な流れです。
特にキャロットは、『OUR BLOOD』と明確にクラブの方針を打ち出しています。
トゥザヴィクトリーの仔が、トーセンの冠名で走るのとは訳が違います。
つまり、本家以外のクラブで牡馬クラシックを狙うには、第2のシーザリオ、第2のディアデラノビアを掴むことが、遠回りのようで一番の近道ではないかと考えた訳です。
長期的な話なので、それまで現在の制度が続くのか、そもそも、自分がそれまでこの趣味を続けていられるかも分かりません。
それでも、何も考えずにただ出資し続けるよりも、少なくとも自分自身は納得できます。
過去の愛馬に重賞級の良血牝馬はいませんが、今年出資した2頭、
ブルーメンブラットの13とアコースティクスの13が、その様な存在になってくれることを心から期待してます。
以下の対応が可能です。
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