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モンチャック
 45 北海道
1999年世紀末東京大賞典3
2014/02/27 12:51

川上さんとバスに乗る。ってか川上さんじゃないし。でも、もはや私の中では川上哲治よりも川上さんだ。バスの中で有馬で30万円やられたことを川上さんに話した。川上さんは、真面目な顔して
「俺は金ないで〜貸してやれないぞー。」って小さな声で言った。
まさかの返し。俺が金貸してほしくて、相談話したみたいになってしまった。いやいやそこはただ笑ってくれればよかったのにー。しかも、名前も知らない人に、金貸してっていわないし!
でも、川上さんは毎回1レースに500円しか賭けない。かたくななポリシーの持ち主。
勝負レースには倍の1000円。
11R全部買っても6000円。
そんな川上さんからしたら30万負けた話は深刻に聞こえてしまったのだろう。
少し反省。
ただスペシャルウィークに一点勝負したことに後悔はないことと、
お金は貯金箱あけたことも説明して笑い話になった。
川上さんは毎回会うたびに同じ話をバスの中できまってする。

「大井町には三菱重工があるんだけど、実は昔そこで日本軍の戦車つくってたんだ。だから空襲で狙われちまって、ここら辺も焼け野原だったんだ〜」って。
そのたびに俺は初めて聞いたような振りをする。今日もお約束のその話を聞いたくらいに、とうちゃく〜。

今日のメインは
第9レース第45回東京大賞典GI
発走は15時40分!
第1レースの発走は10時55分
今はまだ10時ちょいすぎ。でもさすがGIいつもより人が多い。
いつもと違う雰囲気に少し緊張。予想屋のおじいちゃんたちも、心もち顔色がいい。

地方競馬場には組合が認めた認定予想師たるものがいる。だいたいおじいちゃん1人と弟子1人の2人で店をやってる。
予想を5cm角ぐらいの紙にスタンプで馬連を4〜5点押す。
それを100円で売る。
1日分まとめてなら1000円とか900円とか。
人気のある予想屋なんか、みんな、その口上を聞くのに黒山の人だかりになったり。
なんせ、買い目スタンプの紙もらうときに初めて100円払う、口上きくのはタダなのだ!
人が集まると気分よくなっちゃって予想口上をレース締め切りギリギリまでするもんだから、予想の紙、奪い合いみたいな感じになったりする。
これがまた、地方競馬にきてるなーって感じがしていいんだ。
川上さんのおきにいりの
予想屋「ゲートイン」
そこのおじさんとは、もう二十年来の知り合いみたいな感じで話してたり、いつもゲートインの近くに
自分の居場所を確保している。

私もその予想屋の口上が好きで、
ついつい、聞いちゃう。けど私はあくまでも参考。予想も買わない。
川上さんもその日の勝負レースしか買わないし、買い方も単勝と枠連しか買わない。ただ的中したときは、ゲートインのおじさんにご祝儀を渡す。
川上さんだけじゃなく
それがここの風習。流儀。JRAの競馬場では、絶対みられない光景。昭和的だし、なんか異国にいる感覚にすら襲われる。
川上さんは5色の蛍光ぺンを使ってキレイに新聞を塗る。過去に同じレースを走っている馬柱の色分けして力関係くらべが一目瞭然!
今日も川上さんの新聞はフルカラーだ!

地球滅亡まであと2日

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