アルティ馬tec.
エリ女でスイープトウショウの複勝に賭けた。
それが彼女の引退レースとなったが、私の競馬ははじまった。
人生と比べて、競走馬のライフサイクルは短い。
生まれて5年、種牡馬になれて20年というところか。
人と馬は同じに時を過ごしながら、馬で人は一生を何度も経験することができると思う。
ディープスカイがダービー馬となり、父アグネスタキオンという無敗馬の存在を知った。前者は引退し、父も亡くなった。哀しいこともある。
宝塚記念で賭けたのは南半球産の若いロックドゥカンブ。直線で故障した。勝った馬がウイニングランを終えても、ただ1頭、雨のなかコースで動けなく泣いていた。命だけでも助かって欲しいと、その日は眠れなかった。
血は継がれる。
日本競馬の歴史は150年。1年に7千を超える馬が生まれている。
世界はどうなんだろう。
未来はどうなるんだろう。
個人的には、近未来にSSのインブリードクロスが世界に血統革命を起こすと見ている。
そんな傍白の自己紹介。