もう過ぎてしまったけれど、【3,11】
芽吹く早春に奪い去った惨劇。
仙台の2つのクラブの内、海岸沿いは壊滅状態で、今も営業停止。
クラブスタッフと会員は無事だったけれど、約55頭の馬が被災した。
駄目だと思った翌日に1頭の馬が発見され、クラブ近くに数頭も確認された。
スタッフが瓦礫の中を、道無き道を掻き分けてクラブに辿り着いたら、
馬達は待っていたそうだ。
それでも、7頭は死亡、11頭は行方不明。残った37頭は全国のクラブへ。
我クラブに来た数頭で、父がブライアンズタイムのランファンと言う鹿毛馬に障碍レッスンで乗った。
5月だというのに未だ冬毛でモコモコだった小柄なコは、素直で真面目!
同じクラブから転勤した指導員は「仙台のクラブでは、初心者とベーシック(複合)だけで、障碍は此方に来て始めたけれど、素質有るみたいですね。」
初級者担当だけあって、キチンと合図を送ればスッと駆歩が出るし、変なクセが無くスムーズ。性格も良さそう。未だ、何者にも染まっていない無垢な感じの印象に、「このコ、良いかも!!」
でも、私は、その後、諸事情の為休会中・・・。ああ、他の人が騎乗して*染まって行くのかなぁ*
ランファンの馬房は少し離れていたので、助かったと言う。
地震と津波の中で、九死に一生を得て、新しい場所で、新しい事を学習して生きて行く。
ランファンの円らな瞳は何を映しているのだろう・・・。
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