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ジャパンカップの役目 1/2
2024/11/28 01:34

今年のJCは豪華メンバーやった。それも欧州からKG6&QESの勝ち馬ゴリアット、バーデン大賞の勝ち馬ファンタスティックムーン、そしてGI6勝・英ダービー馬にしてディープのラストクロップオーギュストロダンが参戦してくれたから。


しかし着順はそれぞれ6着、8着、11着。勝ったのはドウデュース。2着にシンエンペラーも入ったが共に凱旋門賞で惨敗した2頭だ。



言わずもがなだが欧州と日本ではレースで求められる能力が全然違う。


1981年に「世界に通用する馬づくり」をテーマにジャパンカップが創設された。
最初は海外馬にケチョンケチョンにやられながらも数十年かけて世界屈指の競馬大国になった。
今や馬づくりで言うと世界に存分に通用してる。シーキングザパールが初めて国外GIを勝ってからタイキシャトル、エルコンドルパサー、エイシンプレストン、オルフェーヴル、ロードカナロア、マルシュロレーヌ、イクイノックスなどなど。



しかし日本の整備された綺麗な馬場で活躍できるスピードを追い求める内に、伝統ある欧州の地形を生かしたタフなコースへの適性は削がれていった。

速いスピードの中での追走力に終いのキレ味も要求されるレコード決着を制するような馬ももちろん強い。
ただ欧州馬の強さはそこじゃない。凱旋門賞で2分30秒台の決着でも誰も弱いとは思わない。大きな起伏とボコボコの馬場の中でスタミナ削られながらも折り合って終いも他馬に負けない馬力で捻じ伏せる、そんな強さが要る。
ただそれはどっちが良いとかどっちの方が強いとかじゃない。どっちもそれぞれ強い。

競馬は相対評価。"このコース"と"このメンバー"で一緒に走った時に誰が勝つか、大切なのはその中で1着になること。時計は指標なだけ、タイムアタックじゃない。

文化や背景や環境が違うから日本と欧州で求められるものが違う。欧州でサンデー産駒が活躍できたか、日本でガリレオ産駒が活躍できるか。


(続く)

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