墓じまいされ、野球ボールをかたどった石碑が残る基地。プロ野球草創期に巨人の大エースとして活躍し、第2次世界大戦で戦死した沢村栄治（1917〜44）の 出身地・三重県伊勢市にある沢村栄治氏の墓が、墓じまいされました墓の横にあるジャイアンツのGや、沢村栄治氏の背番号14が刻まれた野球ボールをかたどった石碑は、その足跡を後世に伝えたい地元の要望で残される。沢村栄治氏の功績をたたえるNPO法人、沢村栄治顕彰会は、年明けにも、沢村家の協力で石碑が残されたとする案内板を設置する予定だと。顕彰会によると、沢村栄治氏の親族が約1年前、高齢で墓の管理が難しくなり、東京に移したいと伝えてきたと。10月2日に、親族も参加し墓から魂を抜く祭祀が営まれ、その後、墓石が撤去されたと。今年は沢村栄治氏の生誕100年だそうで、墓には今も多くの野球ファンが訪れる。顕彰会の牧戸理事長は、これからも、野球の聖地として親しんでほしい話していると。