Find

京都船岡山にある戦国時代の英雄・織田信長公を祀る建勲神社に行ってきた
2017/10/02 09:00

【建勲神社(たけいさお じんじゃ)】

◆御祭神:贈太政大臣贈正一位 織田信長公
◆配祀:従三位左近衛中将 織田信忠卿
◆御鎮座地:京都府京都市紫野船岡山
◆御神徳:国家安泰・万民安堵の大生の神

============================

子供の頃から私がずーっと続けている事と言えば

一日の終わりに必ず手書きで日記を書くこと。

父が入院した時からだからもう20年くらい。


小学校に入る前に父が病気で倒れた。


母も家に居られない事が多くなり

「お母さんと交換日記をしようか」と。


特に深い事もなく、

一日に起きた事、学校や習い事などで感じた事を私が綴る。

それに母が感想や意見を書いてくれるといった感じ。


結局、父が亡くなってからもそれは続いて

母子家庭の親娘にとって欠かせない

会話の一つになった。


母の場合、質問した時は

答えは絶対先に言わず

「まず、貴方はどうしたいの?」と帰ってくる。


質問する前に

「私はこう思うけど、お母さんはどう思いますか?」

とする等しないとダメ。


今振り返ってみると、

末っ子の甘ったれで人に依存気味だった私に

自分で考える癖を付けさせてくれたのだと思う。


そんな事もあって、子供の頃から今でも

自他共に認めるメモ魔。


寝る前にそのメモをニヤニヤ見つめながら

一日の行動を振り返ったり反省したり。

それは母が亡くなってからも続けてる。


メールやラインも便利だけど

私には手書きの文章には敵わない。


今では、お世話になった人に

必ず手書きでお礼の手紙を書くのだけれど、

とっても喜ばれる。


手書きの文字には想いが込められているし

想いを伝達できるものなのだと思う。

直接言葉で伝える以上な場合も多い。


前置きが・・

かなり長くなっちゃったけど(汗)

言いたいのはそんな事でなく


戦国時代にも私と同じような人が居たって事。


以前、男性のお客さんから手紙の返事をもらった時に

「足利義昭とか太田牛一みたいですね(笑)」

とか書いてあったのだけれど。


歴史に疎い私は名前も知らない((+_+))

そもそも歴史の人物??


歴史に詳しい人に聞いてみたところ・・


足利義昭はとっても有名で

室町幕府最後にして15代目将軍。


将軍と言っても名ばかりで兵力が無く、

織田信長に奉じられて将軍職になれたものの

信長に牛耳られて実権は無し。


その状況を打破しようと各地の大名に

手紙を書いて送りを繰り返し、

打倒信長を訴え通称・信長包囲網を作り上げた人。


今ならペンパルコレクター?


もう一人の太田牛一は

その信長の配下。


歴史好きでも結構マイナーな人らしいけれど

一次資料と呼ばれる

『信長公記』を著したことで知られる人。


元々は弓の達人として名を馳せたのだけれど

後に行政部門で才能を生かし活躍。


この人が大のメモ魔で

仕えた信長の事をひたすら書き綴っていたものを

主君が本能寺の変で亡くなった後、


生き残った人たちに取材したりで

晩年になってまとめたものが

『信長公記』と言われるもの。


しかも、仕事ではなく

プライベートで


今なら有名なジャーナリストに

なってたんじゃないかなぁ。


元々、趣味だった主君の行動をメモとる行動。


それが、気付けば

英雄・信長を後世に伝えるため

自身にとってのライフワークになった。


牛一にとって主君とは言え

7歳も上の人をそこまで魅了できた信長と言う人は

どれだけ凄い人だったのかなぁとか思う。


信長公を祀る建勲神社の創建を

明治天皇は即位した翌年(明治2年)に早くも決定。


察するに、明治天皇も

織田信長と言う人の魅力に惹かれた一人だったのかと。


建勲神社には有名な刀が奉納されている。

桶狭間の戦いで、今川義元を討ち取った時に戦利品として

信長が手に入れたと伝わる刀。


義元左文字、宗三左文字と言われる刀で

茎表裏に「織田尾張守信長」「永禄三年五月十九日義元討捕刻彼所持刀」

と入れ、愛刀とし

信長が亡くなるまで信長の手元にあった。


これは想像だけど

若き信長は義元を尊敬していたのだと思う。


桶狭間について、

後に信長自身が「マグレ」と言っているそうで

義元はそれだけ勝てそうな相手ではなかった。


そんな強大な相手を打ち破った若き日の信長は

生涯忘れることは無かったのだと思う。


憧れ故に、

相手を徹底的に調べ

最善の策を尽くして相手を打ち破った。


450年後も語られる英雄、やっぱり偉大☆

建勲神社は静かで好きな雰囲気だった(*^^*)

この日記はコメントできません。
非表示の使い方について

以下の対応が可能です。

  • ミュート機能(指定したユーザーの投稿を常に非表示)

※ミュート機能により非表示となった投稿を完全に見えなくなるよう修正しました。これにより表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。

マイページ メニュー