去年の投球内容から今シーズンの活躍が期待できる投手・
昨シーズンよりも成績を落としそうな投手を紹介していこうと思います。
第二回は、成績を落としそうな投手
ロッテ 石川投手です。
14勝ー5敗
防御率2.16
FIP3.55
LOB％ 88.1％
被本塁打率0.89
防御率2.16と最優秀防御率賞を獲得して
すばらしい2016年シーズンを送りました。
しかし、防御率-FIPが[-1.39]となっており
実力でこの成績になったとは考えにくい
不安の残る数値となっております。
LOB％（残塁率）はリーグ平均・自身の平均値に落ち着くと考えられている
運の要素が高い指標となっています。
LOB％にて今年が例年に比べどうだったか、見てみます。
2015年77.5％ FIP3.21 防御率3.27
2014年69.8％ FIP3.14 防御率3.43
石川投手、過去2年間の平均値は73.7％
以前の日記を読んでいただいた方は、西投手の平均LOB％と
ほぼ同じという事がお分かりになるかと思います。
ですので、LOB％は選手がコントロール出来ない数値という事です。
2016年度のLOB％は、自身の平均値・2015年西投手の82.4％を
大きく上回る数値ですので
2017年度は、2016年西投手以上にLOB％の低下が起こると考えられます。
それに伴い、防御率は悪化するでしょう。
ローテーション2番手・3番手の投球をする実力があると思いますが、
FIPは2点台に記録したことが無いことから
エースになる実力は今のところ無いと思われます。
まとめ
2017年シーズンは運に見放された成績になる可能性が高く、
防御率3点台後半から4点台前半の成績になってしまうと考えられます。
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